医療脱毛における注意点とは?事前に知っておきたいリスクも解説
春に向けて医療脱毛を受けようかと考えているけれど、受ける時にはどのようなことに注意すればよいかわからず不安に感じている人はいませんか?
この記事では、医療脱毛前後の注意点から受ける前に知っておきたいリスクまで詳しく解説します。
医療脱毛を受ける前に知っておきたいリスクとは?
医療脱毛を受ける前に知っておきたいリスクとその原因、対処方法をご紹介します。
リスクの種類 | 原因 | 予防方法 | 対処方法 |
やけどや炎症 | ・肌の乾燥や肌荒れで皮膚が熱によるダメージを受けやすい状態になっている ・日焼けした肌や太く濃い毛が生えている部分にレーザーの熱が過剰反応する ・肌の色調とレーザー脱毛器のレーザー波長が合っていない | ①自分でできる方法 ・保湿ケアやUVケアを行う ②クリニックが行う方法 ・肌の色調に合わせた波長のレーザーを選択 ・レーザー照射部分を冷却する ・照射前に肌を保護するジェルなどを塗布 | ①自分でできる方法 ・レーザー照射部分を冷却する ・クリニックに受診する ②クリニックが行う方法 ・医師が診察し炎症を悪化させないための薬を処方する |
毛嚢炎(もうのうえん=毛穴の奥の毛包に雑菌が侵入し赤や白のニキビのようなものができる) | ・レーザー照射により肌のバリア機能が低下 ・皮脂の分泌が多い ・元々肌が弱い ・自己処理による肌のダメージがある | ・肌を清潔に保つ ・自己処理で肌を傷つけないよう注意する ・保湿する | ①自分でできる方法 ・受診する ②クリニックが行う方法 ・医師が診察し炎症を悪化させないための薬(抗生物質入りの塗り薬など)を処方する |
硬毛化(レーザー照射を受けた部分の毛の一部が濃く太く見えたり量が増えたように感じたりする) | ・レーザー照射で破壊しきれなかった発毛組織の活性化の可能性があるがはっきりしていない | ①自分でできる方法 ・硬毛化が起こりにくい脱毛機器があり、症状が出たら追加照射ができるクリニックを選ぶ ②クリニックが行う方法 ・硬毛化が起こりにくい脱毛機器を使う ・肌や毛の状態に応じて脱毛機器を使い分けする | ・一定の休止期間をおいてから照射 |
照射漏れ・照射の失敗 | ・レーザーの照射角度や照射間隔のミス ・照射範囲全体を均一に照射できない ・痛みで身体が動いた | ①自分でできる方法 ・照射中に身体を動かさない ②クリニックが行う方法 ・照射部分にマーカーを引く ・時間に余裕を持って施術する ・社内研修で技術力を高める | ①自分でできる方法 ・クリニックへの連絡、相談 ②クリニックが行う方法 ・保証期間による対応 (保証内容はクリニックにより異なる) |
どのような医療美容においてもリスクは必ずあるものなので、クリニックの医師や看護師と積極的にコミュニケーションを取り、事前に内容を理解しておくことが大切です。
医療脱毛を受ける時の注意点
医療脱毛を受ける時の注意点を医療脱毛施術前、医療脱毛当日、医療脱毛施術後の3つに分けてご紹介します。
医療脱毛施術前の注意点
医療脱毛施術前の注意点は次の4つです。
ワキやVIOの自己処理をする
レーザーは毛に含まれるメラニンに反応するため、ワキや腕、脚などの自己処理をせずに毛が長い状態で照射すると脱毛機器が過剰に反応してやけどのリスクが高まります。
そのため自己処理については次のようなことに注意して行うのが大切です。
自己処理をするタイミング | ・3日前から当日まで(クリニックの指示に従う) |
自己処理の方法 | ・毛抜きやワックスは使わない(根元から毛を抜くとレーザー照射に反応しにくくなるため) |
自己処理をしにくい部分について | ・背中やうなじ、IラインやOラインは肌を傷つけてしまう可能性があるので無理しすぎない |
自己処理は、効果的にレーザー照射を行う方法だと覚えておきましょう。
日焼けをしない
前の項目でもご紹介したとおり医療脱毛に使うレーザー機器の熱が過剰反応してやけどを負うリスクがあるので、日焼けをしてはいけません。
春になると少しずつ紫外線も強くなってくるため、日焼け止めや日傘、長袖の衣服や帽子などを使って紫外線をなるべく防ぎましょう。
飲酒を控える
お酒を飲むと血流が良くなり体温が上昇するため、肌に赤みやかゆみ、やけどなどが起きるリスクが高まります。
肌が弱い人やお酒が強くない人は特に注意が必要です。
薬の服用や予防接種を控える
薬を服用してレーザー照射を受けた場合、その量や種類によって皮膚に赤みややけどが起こるリスクが出てきます。
またインフルエンザや新型コロナウイルスなどの予防接種後も人によっては副反応があるため、肌のバリア機能が低下して肌トラブルを起こす可能性が高まります。
薬や予防接種をどの程度の期間にわたって控えてレーザー照射を受ければよいかは、クリニックの医師の指示に従いましょう。
医療脱毛当日の注意点
医療脱毛当日の注意点は次の5つです。
激しい運動を控える
医療脱毛を受ける当日は激しい運動は控えましょう。
運動をすると血流が良くなり体温が上昇するため肌に赤みやかゆみ、やけどなどが起きるリスクが高まります。
生理になったらキャンセルする
もし医療脱毛当日に生理になったら施術をキャンセルしましょう。
生理中は肌が敏感になることから肌トラブルを起こしやすく、痛みも感じやすくなります。
また経血による感染症のリスクもあるため注意が必要です。
生理不順の傾向がある人は、キャンセルや日程変更がしやすいクリニックを選んでおくのも良い方法だと言えます。
制汗剤や日焼け止めを使用しない又はクリニックの指示に従う
制汗剤は毛穴をふさぎ、日焼け止めは施術前に塗布するジェルが浸透しにくくなるので医療脱毛当日の使用は控えましょう。
施術当日にもし日差しが強ければ帽子や長袖の衣服、アームカバーや日傘などで紫外線予防をするのがおすすめです。
日焼け止めは、クリニックによっては照射前に綺麗に洗い流して落とす場合もあります。当日の細かな施術の流れなどについては、クリニックの指示に従うようにしてください。
メイクはクリニックの規定を守って行う
施術前にはメイクを落とす必要があるため、施術当日のメイクをどうするかはクリニックの指示に従いましょう。
当日メイクをしても大丈夫な場合でも、落としやすいメイクがおすすめです。
肌を刺激しない服装を選ぶ
施術後の肌を刺激しないような素材や、紫外線が当たらないような長袖の服を選ぶのが望ましいでしょう。
着替えがある前提なので着脱しやすい服装にするのがおすすめです。
医療脱毛施術後の注意点
医療脱毛施術後の注意点は次の5つです。
肌を保湿する
医療脱毛を受けた後の肌は熱によるダメージを受けている状態なので乾燥し、肌のバリア機能も落ちている状態だと言えるでしょう。
肌への刺激が少ない化粧水・乳液・クリームなどを選び、普段より丁寧な保湿を心がけてください。
日焼けをしない
施術後に日焼けをすると炎症のリスクが高まるため、紫外線予防をしっかりと行いましょう。
ただし、肌への負担が大きい日焼け止めの使用はあまりおすすめできません。刺激の少ないものを選ぶか、日焼け止め以外の長袖の衣服着用やアームカバー、日傘などで紫外線対策をしてください。
運動や長時間の入浴を避ける
医療脱毛後に運動や長時間の入浴をすると血流が良くなり体温が上がるため、肌に赤みやかゆみが出やすくなります。
また入浴する場合肌のバリア機能が落ちているので雑菌が毛穴に入りやすくなり、感染症のリスクもあります。
湯舟につからずにシャワーで済ませるなどの工夫が必要です。
妊娠が判明したら脱毛を中止する
妊娠がわかったらクリニックに連絡し、医療脱毛はいったん中止しましょう。
妊娠中に脱毛をするのがおすすめできない理由は次のとおりです。
- ホルモンバランスの変化で肌トラブルが増加する
- 毛周期を踏まえた効果的な脱毛が難しくなる
- 施術時の体制が母体への負担になったり施術中に体調を崩したりする可能性がある
もし妊娠に気づかずに施術を受けてしまっても、施術そのものが胎児に影響を及ぼすことはありません。しかし脱毛中の施術体制が負担になったり肌トラブルが発生する可能性が高まったり、医療脱毛による好ましくないリスクの発生確率は把握しておきましょう。
出産後に医療脱毛が再開できる目安は授乳終了後とされていますが、クリニックによっても異なりますので医師や看護師に相談をしてみてください。
さいたま静脈瘤クリニックの医療脱毛はカウンセリングから始まります
多くの人が医療脱毛を受ける際、どのクリニックを選ぶべきか、またどのようなプロセスを経るのかなどの不安はありませんか。信頼できるクリニックの選択は、安心して脱毛治療を受けるうえで非常に重要です。
さいたま静脈瘤クリニックの医療脱毛は、まずカウンセリングから開始します。
医療脱毛を受けていただくにあたっては、照射部位や照射回数を相談するだけではなく、この記事でも解説したようなリスクや注意点のご説明からします。まずは「無料カウンセリング」から実施するのでお気軽にお問い合わせください。肌の状態や発毛の状態も確認するため、当日はカウンセリングのみを行う流れです。
医療脱毛への不安感を最大限に解消してから施術に進んでいただくためにも、ぜひ以下のページもごらんください。
川口市の医療脱毛なら|全身脱毛・部位別脱毛・ひげ脱毛のさいたま静脈瘤クリニック (saitama-varix.com)
まとめ
医療脱毛における注意点は施術前、当日、施術後と多岐にわたりますが、医療脱毛を効果的に行う方法を理解したうえで実行することが大切です。
この記事も参考にして、ぜひ春からきれいなお肌を目指して医療脱毛をしてみてください。