【AGA治療 女性編 前編】
みなさまこんにちは。
さいたま静脈瘤クリニック院長の橋本です。
本日は当クリニックで行っています、AGA治療 女性編についてのお話です。
長くなってしまったので前編・後編に分けます。
本日のブログをご覧になってくださっているということはもしかしましたら 薄毛に悩まれていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんので、同じ薄毛に悩んだ者として少しでも参考になれば幸いです。
と言いますのも、私自身も数年前からおでこの生え際の薄毛に悩み、多くの育毛剤・発毛剤シャンプーを試してきて、本日ご紹介する内服薬ミノキシジルとスピロノラクトンにたどり着き、確実な効果を感じ、自院で取り扱いたい！と取り扱いを開始した経緯があります。
FAGAって何？
FAGA Female androgenetic alopecia 脱毛症の症状が女性に現れたものを一般的にFAGAと呼びます。
FAGAの原因は？
薄毛の原因は加齢・ホルモンバランスの崩れ・ストレス・食事や生活習慣の乱れ・頭皮環境があげられます。
中でもFAGAの主な原因はホルモンバランスの崩れです。女性は40代に女性ホルモン（エストロゲン）が減少してきます。すると相対的に男性ホルモンが増えることになります。（男性ホルモンは男女問わず存在する性ホルモンです。）その結果、分け目が薄くなる・髪の毛のボリュームが減る・といった薄毛の症状を引き起こしてしまうのです。
治療
薄毛の治療としては体質改善・薬物療法・植毛・かつら があげられます。
体質改善としましては、食生活の改善・血流を促すためのストレッチ・睡眠・禁煙・頭皮に負担をかけないタイプのシャンプーを選ぶ があげられます。
次に当クリニックでも行っている薬物療法をご説明いたします。 クリニックで使用している内服薬はミノキシジル・スピロノラクトン・サプリメントの3種類のタブレットになります。
ミノキシジル
血管を拡張させて血流を増加させることにより、髪の成長に必要な栄養分をより多く毛母細胞の毛乳頭に届けることができ、それが毛根の発毛力を高め、髪成長を早める働きをします。
スピロノラクトン
アンドロゲン（男性ホルモン）受容体をブロックして男性ホルモンの作用を低下させます。相対的に女性ホルモンの作用が高まります。
サプリメント
毛髪に必要なミネラルを含みます。
