投稿日: DOCTOR BLOG
[ピルと血栓]
皆さまこんにちは。
さいたま静脈瘤クリニック院長の橋本です。
最近、「低用量ピルを内服し始めて、なんだか足のむくみが気になりだした。血栓が心配」と来院される患者さんが増えてきたので(オンライン診察で低用量ピルを始められる方が増えてきている印象です。)「低用量ピルの副作用の血栓」がご心配な方に向けてのお話をしたいと思います。
低用量ピルで血栓のリスクが上がる?
確かにピル服用で深部静脈血栓症のリスクが3~5倍に上昇すると言われています。使用開始約4か月以内に認められ、中止3か月以内に非服用者のリスク値まで下がると言われています。そして血栓性素因を有する女性は使用開始1年目の深部静脈血栓症の発生率はそれ以降より10倍高くなるそうです。
当クリニックでは下肢エコーで血栓の有無のチェックの他に、自費にはなりますが、血液検査のDダイマー(血栓形成傾向があると上昇します)や血栓性素因の検査も行っております。
この血液検査で客観的数値によりアドバイスが可能です。
ご心配を払拭されるためにはとても役に立っています。
埼玉県川口市の方はもちろん、近隣・遠方問わずご来院いただいております。
お気軽にご相談下さいませ。
以下のブログに「ピルと血栓」についてより詳しい説明がございます!