投稿日: DOCTOR BLOG
【レーザーと硬化療法の違いは?】
網の目・クモの巣静脈瘤(細絡と呼ばれることもあります)に対する治療にYAGレーザーと硬化療法があります。
「YAGレーザーと硬化療法のどちらが良いの?」とよく患者さんに聞かれることがありますので、本日は網の目・クモの巣静脈瘤に対するYAGレーザーと硬化療法の違いをお話いたします。
まず、大前提として、YAGレーザー、硬化療法、ともに網の目・クモの巣静脈瘤を100%消すことは難しいです。
YAGレーザーは1064nmの波長のレーザーを血管に照射していきます。
輪ゴムではじかれたような痛みを伴います。
YAGレーザーは照射後の色素沈着が起こりにくいところが良い点ですが、なかなか一回では薄くならず、数カ月おきに何回か繰り返して照射する必要があります。
一方、硬化療法とは、硬化剤という薬を血管内に注射していく方法です。一回の注射で比較的ダイナミックに変化をきたしますが、注射後に注射部位に色素沈着を起こしやすいです。色素沈着はだんだん薄くなってきますが、薄くなるのに1~2年ほどかかることがあります。
治療後の色素沈着を避けたい方にはYAGレーザーがお勧めです。

