投稿日: DOCTOR BLOG
【網の目・クモの巣静脈瘤の治療 症例写真の紹介】
はじめに
皆様こんにちは。
さいたま静脈瘤クリニック 院長の橋本です。
本日は網の目・クモの巣静脈瘤に対しての硬化療法の症例をご紹介いたします。
硬化療法とは?
硬化療法とはポリドカスクレロールという特殊な薬剤を血管に直接注射して血管を固めて目立たなくさせる治療方法のことをいいます。
症例1

写真のように治療直後は赤くなります。
一週間ほどで赤みは落ち着きますが、炎症後の色素沈着といって茶色っぽく変色してきます。
この後、血管は一年ほどかけて徐々に目立たなくなっていきます。
この色素沈着も1年位かけて徐々に薄くなっていきます。
症例2

一週間後ですとまだまだ血管は目立ちます。
この後1年ほどかけて徐々に薄くなっていきます。
症例3

おわりに
今回は下肢静脈瘤の中でも網の目・クモの巣静脈瘤に対する硬化療法という治療方法をご紹介いたしました。
網の目・クモの巣静脈瘤自体はそれ単体では基本的には下肢に負担をかけてくることはありませんので、その点はご安心ください。
「私にもこのような血管があって気になっている」 というようにお困りのことがございましたら、一度診察にいらしてみてください。