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細絡(さいらく)は治療すべき?

皆様こんにちは。さいたま静脈瘤クリニック院長 橋本です。

先日「細絡(さいらく)は治療したほうが良いですか?」という質問をうけました。

細絡(さいらく)とは?

あまり聞いたことのない言葉ですよね。

細絡とは下の写真のような血管、網の目・クモの巣静脈瘤のことです。

細絡(さいらく)は治療すべき?

「細絡・さいらく」は、東洋医学的に血液の流れの悪いところに現れると言われています。

東洋医学で言うところの未病で、早期に発見することで病気に発展する前に治療してしましょうという考えのもと、マッサージや鍼治療をしましょうといわれています。

東洋医学は西洋医学にはない概念も多く、この「未病」、「血行不良のサイン」という考え方も西洋医学とはだいぶ異なり、よって治療方法も異なってきます。

では西洋医学的に、静脈学的にはどうなのか?

この細かい血管が、下肢に負担をかけてくるのかどうかが問題になってきます。

この細かい、網の目・クモの巣静脈瘤は「足に負担をかけてくるタイプの静脈瘤が存在する結果、細かい血管が増えてきている状態」と「ほおっておいても全く心配のないタイプ」とに分けて考えることができます。

「足に負担をかけてくるタイプの静脈瘤が存在する結果、細かい血管が増えてきている状態」

伏在型静脈瘤という足に負担をかけてくるタイプの静脈瘤が隠れていると、足首内側に網の目・クモの巣状静脈瘤が増えます。

細絡(さいらく)は治療すべき?

これは確かに下肢静脈の血流が悪い証拠です。

あまりひどい場合はこの細かい血管から出血することもありますので治療が必要になってきます。

「ほおっておいても全く心配のないタイプ」

伏在型静脈瘤が隠れておらず、網の目・クモの巣静脈瘤だけの場合には、基本的には下肢には負担をかけてこないので、気にならなければほおっておいても大丈夫です。ただ、見た目が気になる方は当クリニックでは治療しております。

細絡(さいらく)は治療すべき?
悪さをするタイプの静脈瘤が歩かないかはどうやって見分けるの?

この、伏在型静脈瘤が隠れているかどうかはなかなか一般の方には見た目だけではわかりずらいと思います。

下肢エコーで、下肢の静脈の逆流があるかどうかを診て診断します。

「足首に細かい血管(細絡)があって心配」という方は当クリニックにお気軽にご相談にいらしてください。

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この記事を書いた人

院長 橋本 千尋

さいたま静脈瘤クリニック
院長 橋本 千尋

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認定内科医
循環器内科専門医
下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医

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