[日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!]
皆さま、こんにちは。
さいたま静脈瘤クリニック院長の橋本です。
目次
【日中の眠気】
「睡眠時無呼吸症候群」というと「中年男性のなりやすい病気」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか? 実はあまり知られていないのですが、中年女性も一定数の割合で「睡眠時無呼吸症候群」で「日中の眠気」といった生活の質の低下につながることがあります。かくいう私(48歳 女性)も睡眠時無呼吸症候群でしたので体験談を含めてお話させていただきます。
私、以前から、電車や車に乗っていると気が付くといつの間にか寝てしまう、静かな空間にいると寝てしまうといった症状があり、眠気チェック(エプワース眠気尺度)をしてみたところ「16点」と点数が高かったため、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査をしてみました。
気になる方、以下のHPの下の方で眠気チェックできます!
簡易検査は自宅でできます。
まず、簡易検査キットが検査会社からこのように郵送されてきます。
![[日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!] 1 [日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!]](http://saitama-varix.com/cms/wp-content/uploads/2025/06/83492-1024x769.jpg)
酸素濃度を測るクリップを指先にはめ、鼻にチューブをセットして2日測定し、器械を検査会社に郵送します。
すると簡易検査の結果が無呼吸低呼吸指数が30回/時という数値で「睡眠時無呼吸症候群の疑い」が強く出たので「PSG検査」をオーダーしてもらいました。
「PSG検査」も簡易検査と同様に自宅に郵送されてきて簡単に自分でセッティングできます。
【検査結果は??】
このPSG検査結果が衝撃的でした。
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![[日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!] 3 [日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!]](https://saitama-varix.com/cms/wp-content/uploads/2025/11/スクリーンショット-2025-11-29-161536.png)
1時間に無呼吸・低呼吸が21.9回、10秒以上の無呼吸が一時間に14.9回もあり、血液中の酸素濃度も81%まで低下・・・(一般的には95%異常が正常ですので81%はかなり低いです・・・)なんと最長の無呼吸時間は75秒・・・1分以上呼吸が止まっていたようです・・・ショックでした・・・
中等度の睡眠時無呼吸症候群という診断でした・・・
そこで「CPAP治療」を開始しました!
家まで業者さんが来てくれてCPAPの使用方法を説明してくれます。
【CPAP治療を開始して】
![[日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!] 4 [日中の眠気が強い方!睡眠時無呼吸症候群かもしれません!]](https://saitama-varix.com/cms/wp-content/uploads/2025/11/スクリーンショット-2025-11-29-161928-1024x477.png)
治療開始後、1時間のうちの無呼吸・低呼吸が0.5まで下がりました!
正直、最初はCPAPの装着が煩わしく、つらかったのですが、だんだん慣れてきます。
そして、日中の眠気は、今まで気が付くとうとうとしていたのがうとうとしなくなったのです。
今まではきちんとした睡眠がとれていなかったのだなと実感しています。
実は睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気といった生活の質以外も、高血圧の発症、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、心不全の発症リスクになってきます。CPAPでここまで改善するのですから、しっかりと加療して合併症を予防していくことが大事だと思っています。
【睡眠時無呼吸症候群とは?】
睡眠時無呼吸症候群とはその名の通り睡眠中に呼吸が止まる、あるいは低呼吸になり、日中の眠気や集中力、活動パフォーマンスの低下を引き起こし、長期的に高血圧や糖尿病、心血管径イベントや心不全の原因となってくる病気です。
詳しくは以下ブログもご参照ください。
【実は中年女性で睡眠時無呼吸症候群は珍しくは無い】
女性の睡眠時無呼吸症候群の有病率は男性の2~3分の1と言われていますがこれは女性ホルモンの影響と言われています。女性ホルモンが気道周囲の筋緊張を高めて上気道を閉塞しにくくしているため、閉経後はこのような効果が消失することから中年女性に睡眠時無呼吸症候群が急に増えます。また、閉経後には太りやすくなることも要因の一つになります。
※ 妊娠時にも病態は違いますが睡眠時無呼吸症候群になりやすいです。これは妊娠による循環血液量の増加、首回りの体液量の増加が原因の一つです。
【いびき・睡眠時の呼吸が止まっている・・・】
「いびきが多い! 寝ているときに呼吸が止まっているよ」とご家族に指摘されたことがある、日中の強い眠気に悩まされている、当てはまる方は是非一度簡易検査をしてみてはいかがでしょうか?
※ 全然いびきが無いけれども睡眠時無呼吸症候群の方もいらっしゃいます。
【最後に】
最後に睡眠時無呼吸症候群で長らくCPAP治療をしている事務長の手記を載せます。
皆様こんにちは。さいたま静脈瘤クリニック、事務長の山口です。
私は若い頃からいびきがひどく家族を悩ませていました。同僚との宿泊を伴う旅行にも気を使い旅行の楽しさが半減する生活を送ってきました。
中年になり高血圧の治療でこまめに血圧を測る中で朝の血圧が高く、十分な睡眠を実感できませんでした。医師の強い勧めで無呼吸症候群の検査を受けたところ、重度の無呼吸症候群との診断、シーパップによる治療を開始いたしました。その後シーパップ装着しての快適な睡眠を得ることで、血圧も安定してきました。日中の眠気も無くなり、充実した生活ができています。もう少し早くから無呼吸症候群に関心を持っていたら、生活習慣病予防や軽減にもつながったのではないかと思っています。
もっと日常生活の充実が図れたのにと多少なりとも後悔しています。
周囲の人からいびきの指摘があり、自分自身が日中の眠気を感じるようなことがある人には無呼吸症候群の検査をお勧めいたします。
気になる方、ご相談ください。

