【下肢静脈瘤の初期症状について】
皆様こんにちは。 さいたま静脈瘤クリニック 院長橋本です。
何だか足のむくみやかゆみが続いて気になっているけれど、少しずつ血管まで目立ち始めたので病院を受診しようか悩んでいるという人はいませんか?
この記事ではそんな人に知ってほしい、下肢静脈瘤の初期症状について解説します。
下肢静脈瘤の初期症状と症状の進行の進行について

下肢静脈瘤の進行は10年単位と非常に緩やかなため治療を急ぐ必要はありませんが、受診の目安として何らかの自覚症状が出たタイミングで早めに受診した方が良いことを覚えておきましょう。
進行度別の症状の違いもご紹介します。
| 進行度 | 症状 |
| 初期症状 | ・こむら返り ・足の血管が網目状になっている ・足の血管がクモの巣状になっている |
| 中期症状 | ・足の血管がボコボコ浮き出る ・血管のふくらみ部分の火照り、かゆみ ・足のむくみ ・下肢の重だるさ ・軽度の色素沈着がある ・皮膚炎を合併している |
| 後期症状 | ・重度の色素沈着がある ・皮膚炎がありさらに悪化すると潰瘍になる |
画像で見る重症度
〖初期症状〗

このような血管を網の目・クモの巣静脈瘤と呼んでいます。
伏在型静脈瘤(ボコボコと血管が膨れるタイプ)が隠れていなければ、基本的には下肢には負担をかけてきませんので、ほおっておいても大丈夫な血管になります。気になる方は当クリニックでは加療しておりますのでご相談ください。このタイプの静脈瘤が時間とともにボコボコと立体的に膨らんでくることはありません。
〖中期症状〗

写真画像のように下肢の血管がボコボコと浮き出て来ており、見た目に明らかな変化が出てきます。
こむら返りや足の重だるさ、むくみを強く感じる方もいらっしゃいます。
また、湿疹などの皮膚の変化が出てくることもあります。
徐々に日常生活にまで影響をおよぼしてきます。

画像のようにむくみが出てくる方もいらっしゃいます。
『後期症状』


画像のようにはっきりと茶色く色素沈着があったり、潰瘍があると重症の後期症状となります。一回茶色く硬くなったお肌は元の肌色には戻れません。潰瘍も適切に治療をしなければ治りが悪いです。下肢静脈瘤の疑いがあるなら初期症状が見られた段階でなるべく受診するよう心がけましょう。
下肢静脈瘤の予防
下肢静脈瘤は例え初期症状の段階でも自然に治ることはないため、発症したら病院での治療が必要となりますが、なるべく発症を予防することはできます。
下肢静脈瘤を予防したい人は、次のようなことを行ってみましょう。
・毎日30分程度のウォーキングを行う(膝の負担が気になる人は水中ウォーキングを行う)
・適度な水分補給を行う
・寝る時は足をやや高くして寝る
・長時間立ちっぱなしや座りっぱなしの姿勢にならない
・生活習慣を整え肥満になるべくならない
・日頃から医療用の弾性ストッキングを着用する。
このようにバランスの取れた食生活を送り、毎日自分に合った運動を心がけ、日々の生活の中で気を付けることで下肢静脈瘤を予防することができます。
しかし、自分が下肢静脈瘤かどうかはっきりと知りたい人には一度検査してみることをおすすめします。
さいたま静脈瘤クリニックにおいては、検査はお身体への負担の少ないエコーで行い、正常か病的な血管なのかをその日のうちに知ることができます。
