ピルを飲んでいる・血栓症 お悩み
症状
血栓の出来る血管と場所によって症状は様々です。足の深い部分を走行している深部静脈内に血栓が出来ると足が象さんの足のようにパンパンに腫れてしまったり、痛みを伴ったりします。できた血栓が肺まで飛んで行ってしまいますと呼吸苦、ひどい場合は突然死といった肺血栓塞栓症を起こす可能性があります。表在静脈血栓症は炎症を起こして赤く腫れて痛みを伴うことがあります。表在静脈の血栓が肺血栓塞栓を起こす可能性はそれほど高くありませんが、深部静脈にまで血栓が伸びていないか、専門の病院で診察はしておいた方が良いと思われます。埼玉県にお住まいの方でご心配なお方はお気軽にご相談ください。当院では東京・群馬・茨城・栃木からもご来院いただいておりますので、周辺地域の方々もお気軽にご相談下さい。
血栓症とは
血栓症とは血の塊が出来てしまい、血管を詰まらせてしまう病気です。 動脈内に出来る動脈血栓症と静脈内に出来る静脈血栓症があります。
原因
年間1万人に3~9人程度ですが、低用量ピルの副作用に血栓症があります。ピルは特に静脈の血栓症を起こしやすいと言われています。静脈の血栓は足に出来ることが多く(深部静脈血栓症)、血栓が肺に流れていくと息切れや胸痛といった「肺血栓塞栓症」(別名エコノミー症候群)を引き起こしてきます。
日常の注意点
ピルを服用中に足の腫れ、むくみ、痛み、呼吸苦や胸痛が出現した場合はピルの服用を辞め、医療機関を受診することをお勧めいたします。ピル服用中に定期的に血栓が出来ていないかどうか血液検査でのチェックも可能です。

