血の流れが悪い お悩み
症状
動脈硬化で動脈血液の流れが悪くなると全身の様々な臓器に問題を起こしてきます。例えば首や脳の動脈が狭くなると脳梗塞のリスク、心臓の周りの血管が狭くなると狭心症、心筋梗塞のリスクが上がります。下肢の深部静脈が血栓で詰まっていると足がパンパンに腫れてしまったり、下肢静脈瘤が隠れていると、下肢のむくみ・重だるさ・こむら返りといった静脈うっ滞症状が出てきます。
疾患名
動脈硬化・血栓症・下肢静脈瘤の可能性
血の流れが悪いとは?
「血の流れが悪い」とおっしゃる患者さんが多いのですが、動脈の血の流れが動脈硬化で悪いという場合と下肢静脈瘤が隠れていたり、血栓で閉塞していて下肢の静脈が心臓に戻れておらず、血の流れが悪いという様に動脈と静脈で分けて考えられると思います。
原因
動脈硬化の原因としては、加齢・高血圧・高脂血症・糖尿病があげられます。血栓が出来やすい素因・血栓が出来やすい薬剤を内服中・脱水・手術後・長期臥床・長時間同じ姿勢で血栓が出来やすいと言われています。下肢静脈瘤は遺伝・立ちっぱなしの仕事に従事していたり、妊娠出産・女性はなりやすいと言われています。
日常の注意点
動脈硬化を予防するには塩分控えめ、適度な運動をして高血圧・高脂血症・糖尿病を予防または良い状態での維持が大切です。日常生活で血栓形成を予防するには足を動かすことが効果的です。特に長時間同じ姿勢を取っているような生活習慣の方はかかとやつま先の上げ下げでふくらはぎを動かしましょう。医療用の弾性ストッキングの着用も効果的です。 当クリニックでは動脈硬化のCAVI検査もしております。埼玉県にお住まいの方でご心配なお方はお気軽にご相談ください。当院では東京・群馬・茨城・栃木からもご来院いただいておりますので、周辺地域の方々もお気軽にご相談下さい。