うっ滞性皮膚炎 お悩み
症状
皮膚が赤くなり、かさかさしたり皮がむけたりします。数か月で褐色に変化していきます。潰瘍といった傷ができたり、皮膚が硬く厚く脂肪皮膚硬化症になっていくこともあります。
疾患名
下肢静脈瘤の可能性
うっ滞性皮膚炎の症例


うっ滞性皮膚炎とは
うっ滞性皮膚炎とは足の静脈うっ滞が原因で足の皮膚に起きてくる変化です。皮膚が赤くなり、かさかさしたり皮がむけたりします。数か月で褐色に変化していきます。潰瘍といった傷ができたり、皮膚が硬く厚く脂肪皮膚硬化症になっていくこともあります。
原因
足の静脈うっ滞が原因でおきてくる皮膚症状です。うっ滞の原因の一つとして下肢静脈瘤が隠れていることもあります。
日常の注意点・マッサージ
静脈うっ滞を軽減させるためになるべくむくまないような生活習慣や対症療法(マッサージ・弾性ストッキングの着用)をお勧めいたします。マッサージはかなり緩めの優しさで足先から足の付け根に向かってさすってあげてください。強い摩擦刺激をさけるために保湿剤をたっぷりと塗ったうえでのマッサージがお勧めです。
脂肪皮膚硬化症は、血液のヘモジデリンという成分が血管外に漏れ出て色の変化を起こしてきているので、皮膚が褐色または黒くなってしまうと、元の肌の色には戻れません。静脈瘤が原因の場合には静脈瘤自体を加療出来ますので、皮膚の変色に気が付かれましたら早めの受診をお勧めいたします。埼玉県にお住まいの方でご心配なお方はお気軽にご相談ください。当院では東京・群馬・茨城・栃木からもご来院いただいておりますので、周辺地域の方々もお気軽にご相談下さい。