血栓ができている お悩み
症状
血栓の出来る血管と場所によって症状は様々です。足の静脈内に出来る血栓についてご説明させていただくと、足の深い部分を走行している深部静脈内に出来る深部静脈血栓症と表在静脈内に出来る表在静脈血栓症・血栓性静脈炎があります。深部静脈内に血栓が出来ると足が象さんの足のようにパンパンに腫れてしまったり、痛みを伴ったりし、できた血栓が肺まで飛んで行ってしまいますと呼吸苦、ひどい場合は突然死といった肺血栓塞栓症を起こす可能性があります。いわゆるエコノミークラス症候群と言われるものです。表在静脈血栓症は炎症を起こして赤く腫れて痛みを伴うことがあります。表在静脈の血栓が肺血栓塞栓を起こす可能性はそれほど高くありませんが、深部静脈にまで血栓が伸びていないか、専門の病院で診察はしておいた方が良いと思われます。埼玉県にお住まいの方でご心配なお方はお気軽にご相談ください。当院では東京・群馬・茨城・栃木からもご来院いただいておりますので、周辺地域の方々もお気軽にご相談下さい。
疾患名
血栓症
血栓症とは
血栓が出来ているというのは血栓症のことで、血の塊が出来てしまい、血管を詰まらせてしまう病気です。動脈内に出来る動脈血栓小と静脈内に出来る静脈血栓症があります。
原因
血栓が出来やすい素因・血栓が出来やすい薬剤を内服中・脱水・手術後・長期臥床・長時間同じ姿勢で血栓が出来やすいと言われています。
日常の注意点
日常生活で血栓形成を予防するには足を動かすことが効果的です。特に長時間同じ姿勢を取っているような生活習慣の方はかかとやつま先の上げ下げでふくらはぎを動かしましょう。医療用の弾性ストッキングの着用も効果的です。